「成瀬は信じた道を行く」の感想　オーディオブックｊｐで聴いた

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「成瀬は天下を取りに行く」の続編、「成瀬は信じた道を行く」がオーディオブックｊｐでリリースされた。

前作はとても面白く、オーディオブックの素晴らしさを教えてくれた名作なのでオーディオブックｊｐ版がでるのを待っていた。

早速、聴いてみよう！

感想
オーディオブックｊｐで聴く「成瀬は信じた道を行く」
成瀬は信じた道を行くを聴いてみよう

感想

ありきたりな表現ですが面白かったです。

もうね、成瀬あかりが出てくるといきなりテンション上がってくるよね。

毎回、主人公「成瀬あかり」以外のサブキャラの視点で物語は進んでいくのだが、皆クセはあってもいわゆる普通の人々なので、あらゆる面で振り切れたキャラである「成瀬あかり」が出てくると途端に対比効果で面白くなる。みんなツッコミ役になる感じかな？

成瀬いいよね。

あんな感じに青春をおくりたかった・・・・・・か？どうかは分からないが(笑)

あそこまで振り切れずとも・・・

周囲の人間の目など全く意に介さず、自分の意志で、自分のやり方で、我が道を突き進む。

何があっても他人のせいにせず、咎めず、人を助け、自分がしてみたいことに全力で挑戦する姿は40歳をすぎたオッサン（僕）でも惚れ惚れする生き方である。

あの年頃にありがちなクラスの１軍、2軍などというカテゴリーなど「成瀬あかり」の前では何の価値もない。

そして、何事にも挑戦する生き方こそが魅力的であり、人生を楽しむコツだと気づかされる。

もちろん・・・彼女が高い能力をもった人間であるからこそ出来ることもあるのだろうが、そこまで面白そうでもない（失礼！）彼女のお笑いコンビの漫才を見てみたいと思うのは、「挑戦する」成瀬あかりを見てみたいからだろう。

あと、成瀬を際立たせるフツーの人たちも良かった。

安定のみゆきに、優しいがポンコツ気味の成瀬の父さん、新キャラで自身も変人ではあるがナイスツッコミのクレマ氏。

とても満足な続編でした。

是非、第3弾、第4弾と成瀬シリーズを続けてほしい。

オーディオブックｊｐで聴く「成瀬は信じた道を行く」

相変わらずのこだわりが詰まったオーディオブックｊｐの仕事でたのしませてもらった。

成瀬役の山根綺さんは、成瀬のイメージをしっかりとらえていると思う。

少し音量のバランスに違和感を感じた？ところもあったが、特に問題なし。

【キャスト】
成瀬あかり　：　山根綺
島崎みゆき　：　緒方佑奈
北川みらい　：　今泉りおな
呉間言実　　：　御園理帆
篠原かれん　：　月城日花
成瀬慶彦　　：　宮園拓夢
成瀬美貴子　：　鳴瀬まみ
呉間祐生　　：　内田修一
篠原ゆりえ　：　田中亜矢子
篠原裕章　　：　岩崎了
野原結芽　　：　阿部菜摘子
記者　　　　：　小林直人
藤野　　　　：　礒嵜孝太
電車のアナウンス　：　石橋遊
ナレーション（成瀬慶彦の憂鬱）：　鈴木卓郎

制作　：　オトバンク
音楽・効果演出　：　サウンドプロダクション吟　菊池常典
音声ご提供　：　株式会社平和堂、相模原鉄道模型クラブ

（公式より）